西洋ファンタジー、ロマンスファンタジー(通称ロマファン)や令嬢もの(社交界・舞踏会)などに使えそうな近世の西洋資料まとめです。
▼中世(4-15世紀)ヨーロッパに特化した資料は別記事を参照ください。

【衣】近現代ヨーロッパの衣服
年代を追ってざっくりまとめられている資料(別記事で紹介)
・シナリオのためのファンタジー衣装事典 キャラに使える伝統装束118
・イラストでたどる西洋ファッション年表 ビザンツ帝国時代から20世紀初頭のモダンファッションまで
[SNS]衣服標本家:長谷川さん【18-20世紀の衣服】
服の構造、着方、この服どうなってるの?という疑問もしっかり解説してくださる神様。解像度爆上がり間違いありません。本当に助かります。定期的に個展も(主に東京/たまに関西で)開催されているようで、生解説も聞けちゃうという素晴らしさ。YouTubeもあわせてどうぞ。
長谷川さんの本が出ました!!!↓↓
[本]あたらしい近代服飾史の教科書
上記でも紹介している衣服標本家の長谷川さん初の書籍。毎年『半・分解展』という「歴史ある衣服を直接触れる」他にはない展示会を開催されている長谷川さんの初書籍、「半・分解展そのまま書籍にしたかった」と語っておられ、その名の通り、真正面のみならず後ろアングル、斜め構図、衣服の裏側、分解まで、資料としてはもってこいの一冊です。半・分解展も機会があれば合わせて楽しんでください。びっくりするほど分厚い。
【食】食文化
[本]ミセス・クロウコムに学ぶ ヴィクトリア朝クッキング 男爵家料理人のレシピ帳
ヴィクトリア朝(1837年~1901年)のイギリスのレシピ帳。調理方法(テキスト)、写真は料理の完成写真(のみ)が多め。その他当時のキッチン事情や雑学なども。村上リコさん(※後述)が翻訳しているので思わず購入。
素朴な家庭料理に特化するなら『イギリスの家庭料理』は調理過程の写真もあり良かったです。
【住】西洋の住宅
商用利用・トレス可な背景資料
・背景カタログ西洋ファンタジー編
[本]建築知識2021年12月号 洋風住宅・洋館の用語辞典
洋館を描くなら持っていてほしい建築知識シリーズの資料のひとつ。

[本]建築知識2025年10月号『英国の建物と街並み詳説絵巻』
英国(イギリス)に特化した号!古代~近代
[本]VILLAS西洋の邸宅
建物の正面・一部断面図、上から見た図、間取り図が載っています。裏側や各部屋の詳細までは載っていないので別の資料が必要。
[本]英国の間取り
[博物館]リトルワールド(愛知県犬山市)
世界各地の人びとの暮らしを伝える建物が復元された博物館×テーマパーク。
実際に人々が暮らしていた家を移築、実在の家をモデルに材料や建築方法をできるだけ正確に復元。
23国・地域の31棟の家屋が野外展示されています。キャプションを読むと解像度爆上がり間違いなし。1日あっても全部をしっかり見るのは難しかったです。
イラスト豊富で分かりやすい!過去から現代に受け継がれる伝統的なイギリスのおうちを徹底リサーチされています。眺めているだけで楽しい資料。

ヨーロッパ圏は ドイツ・バイエルン州、フランス・アルザス地方、イタリア・アルベロベッロ、の屋外展示があります。その他の国の文化や生活がわかる展示がたくさんなのでとにかく楽しいです。
犬山市まで来たなら大正・明治のロマファン描きにも嬉しい明治村もおすすめです。(こちらも敷地が広いので1日どっぷりする覚悟で!)
▼12-18世紀の英国民家を「時代考証に基づき」再現したホテル、ブリティッシュヒルズ(福島県)もおすすめ。『背景カタログ西洋ファンタジー編』には宿泊棟の一部が写真で掲載されています。

【生活】より詳しく
[本]図説イギリス手づくりの生活誌: 伝統ある道具と暮らし
イラスト+解説という資料にするには最高の書籍。少し前の時代の日常生活・暮らしがどんなものか解像度高めるのにとても役立ちます。
絶版?なのが残念…最寄りの図書館などで確認してみてください。
[本]図説 英国社交界ガイド 19世紀英国レディの生活
アニメ『エマ』『黒執事』の時代考証も手掛けた、村上リコさんの著書(英国文化)は読みやすくイメージもしやすいので、令嬢ものや西洋系ロマファンを書くなら解像度が上がりそうです。末尾に参考文献が記載されているので、そこから深堀するのもよさそう。
・『図説 英国社交界ガイド 19世紀英国レディの生活』
・『図説 英国貴族の令嬢』
・『図説 英国メイドの日常』
・『図説 英国執事(貴族をささえる執事の素顔)』
[ドラマ]ブリジャートン家(1800年代)
Netflixオリジナル『ブリジャートン家』
イギリスロンドン19世紀初頭(リージェンシー時代)の社交界・舞踏会のあれそれどれ。フィクションなので史実そのままというわけではありませんが、当時の生活文化や様式など参考映像資料として眺めるとめちゃくちゃ解像度が高まります。馬!馬車!ドレス!家!家具!最高!
[ドラマ]ダウントン・アビー(1900年代)
『ダウントン・アビー』
20世紀(1900年代)初頭の英国貴族の生活を描く人気作。貴族の生活だけではなく、使用人たちの生きざまも描かれていて動く資料としては最高。服装や車、電気も普及しているので時代的には現代寄りですがいいとこどりはできそう。
本の資料として公式ガイドもあります。
・ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館 シーズン1・2公式ガイド
・ダウントン・アビー・クロニクル ドラマ「ダウントン・アビー」公式ガイド 伯爵家の人びと篇
馬車
私も資料欲しい!のでご存じの方は教えてください…。
・『馬車が買いたい!』…漫画家仲間さんからのおすすめ。馬車に特化した資料。文字多め。
・『創作のための 馬がわかる本』…馬の知識が広く浅く得られる本、とのことで持っていて損はないかも。わかりやすく図説してくださっています。
その他
[SNS/雑学]西洋魔術博物館
みんなこういうの好きやろ!!!!!!!!!という雑学やコラムを発信されているアカウントさん。一時創作でも二次創作でも活かせそうな情報を毎日投稿してくださっています。楽しすぎる。いつも見てます。

